ポルティモネンセMF中島翔哉が、前節に続き1アシストをマークした。

 前半14分、縦パスに走り込み、絶妙な左クロスでブラジル人MFデネルの頭に合わせた。「練習でもやっていて、中が見えていた」と狙い通りのプレーに納得顔だった。

 3人を強引に抜き去る高速ドリブルで歓声を誘う見せ場もあった。「そういうプレーからスルーパスを出したり、チャンスをつくったりしたい」と自信をにじませる。

 リオデジャネイロ五輪で主軸を担った23歳のアタッカーは、フル代表に初招集されたことで「楽しんでやることが一番だが、代表として戦う限り勝たなきゃいけない。自分の特徴や攻守の部分で良いプレーをしたい」と新たな意欲にも満ちている。決定機に絡むプレーを代表でも魅せられるか。