国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長は16日、英南部で元ロシア情報機関員らが神経剤で襲撃された事件による外交問題がワールドカップ(W杯)ロシア大会に影響を与えるかと問われ「ない」と断言した。

 ロンドン郊外で発生した襲撃事件について、英警察当局は殺人とみて捜査している。15日には英米独仏の4カ国が共同声明でロシアを批判するなど深刻化しているが、同会長は「心配していない。政治問題は、別の問題だ」と述べ、大会の成功に自信を示した。