去就が注目されているアトレチコ・マドリードのフランス代表FWグリーズマンについて、22日のスペイン紙マルカは以下のように報じた。

 グリーズマンはフランス紙レキップに対して「ロシア(W杯)には去就の心配をしないで行きたい。妹には、残るにしても残らないにしても早く解決しないといけない、と話している。どこでプレーするかの話ではなく、どこなら落ち着けるかの話。嫌なのは全員が移籍の話を質問してくること」とコメントした。

 また、「冬にディエゴコスタが加入したことで重荷がとれたし、楽になった。一時代が終わったとは思っていない。アトレチコで最初は大変だったけど、楽しく過ごしている。成長もしているし、タイトルを取りたいし、シメオネ(監督)の下でたくさん学びたい」とアトレチコでの状況を説明した。

 ディエゴコスタはスペイン代表での会見で「みんながグリーズマンを好きなことを彼自身わかっているし、アトレチコにとって大事な選手。僕にはチームを離れるとは言っていない。もちろん僕は残ってくれることを歓迎する。それぞれが自分に最適なことを探すものだし、彼にとっての最適は残ることだと思っている」とコメント。さらに「残ると思う。だって以前に僕がアトレチコに戻るために電話してくれたし、今、僕を1人にすることなんて出来ない」と、グリーズマンにこれ以上ないラブコールを送っている。