ロシア3部マシュクKMVは、14日に行われたホームのアングシュト戦の試合前に、立ち上がると2メートル以上になる本物の熊を使った催しをしたことで、動物愛護団体から非難をされていると、英国複数メディアが報じた。

 普段はサーカスで活躍している熊のティム君は、主審にボールを手渡すためのトレーニングを受けていた。試合前、選手が整列した後に登場すると、両手をたたき、ファンに拍手を促すと、2足歩行になって両手でボールを持ち、主審に渡した。

 国際サッカー連盟(FIFA)は、今夏ロシアで開催されるワールドカップ(W杯)で本物の熊を使用するという報道を否定した。

 熊はロシアの国家シンボルとして知られており、今週に入って、ロシアプレミアリーグの新たなロゴにも取り入れられたばかりだった。