スペインリーグで13日、既に優勝を決めているバルセロナが4-5でレバンテに敗れて今季初黒星、無敗優勝の可能性がなくなった。

 昨季から43試合連続負けなしでリーグ記録を更新中だった。

 14日のスペイン紙マルカによると、バルベルデ監督は試合後に「レバンテは今スペインリーグで最も脂が乗っているチーム。自由にプレーをしていたし、カウンターが効果的だった。我々は彼らをコントロールできなかった」と話した。

 レバンテはパコ・ロペス監督就任後10試合で8勝1分け1敗と好調だった。

 また、今季限りでバルサを退団、ヴィッセル神戸入りが話題になっているイニエスタは、敵地にもかかわらず手厚く送別された。

 アス紙によると、イニエスタは03-04年にホームでのスペイン国王杯でトップチーム選手として初ゴールを決め、その相手がレバンテだった。

 この日、イニエスタは後半15分までプレー。交代時には大型ビジョンに10年W杯南アフリカ大会でスペインを優勝したシーンと「ありがとう」の言葉が映し出され、サポーターは総立ちで拍手を送った。