日本がフェアープレーポイントの差で救われた。警告や一発退場を数値化したフェアプレーポイント。警告2枚(2ポイント)の差でセネガルを上回った。辛うじてH組2位を死守し、決勝トーナメント進出を決めた。

 ポーランドに負けた時点で、コロンビアに敗れたセネガルと1勝1分け1敗の勝ち点4で並んだ。<1>得失点差0<2>総得点4<3>直接対決は引き分けと、いずれの条件でも決まらず、順位決定はフェアプレーポイントの争いになった。3試合で日本は警告4枚のマイナス4、セネガルは同6枚でマイナス6。日本が2ポイント、セネガルを抑えた。

 ★フェアプレーポイントはリーグ戦の順位を決めるとき、得失点差、総得点、直接対決の結果などで順位が決まらなかった場合に適用される。イエローカードの警告はマイナス1、2度目の警告による退場はマイナス3、一発退場のレッドカードはマイナス4と決められている。