ブレーメンは11日のプレシーズンマッチでビリャレアルに2-3で敗れ、新シーズン開幕前最後の実戦を勝利で飾ることはできなかった。

 12日の独紙ビルト紙によると、試合には負けたが、ファンの雰囲気は良かった。それはFWクラウディオ・ピサロ(39)の復帰があったからだという。ピサロはベンチスタートで、スタジアムではすでに前半2分の段階でピサロコールが起きた。

 そして途中出場すると、ゴールこそなかったが、アシストをマークした。後半43分に同じく途中出場の大迫勇也に教科書通りのセンタリングでゴールをお膳立て。

 ピサロは「僕にとってとてもすてきだった。ファンと僕はいつでもスーパーな関係にあったから。今季ゴールでお返しすることができるのを祈っているよ」と話していたという。