オーストラリアAリーグの強豪メルボルン・ビクトリーMF本田圭佑(32)が実質的な監督を務めるサッカー・カンボジア代表が12日、首都プノンペンで東ティモールと国際親善試合を行い、2-2で引き分けた。

本田はオーストラリアAリーグの開幕が1週間後に迫るため、今回は選手としての活動を優先し、指揮を執っていない。

カンボジアは1-2の終了間際に劇的同点ゴールを決めたが、格下相手に勝利はならなかった。

カンボジアはFIFAランキング169位。日本人の築舘範男監督が率いる東ティモールは同190位。築舘監督は名古屋グランパスの前身トヨタ自動車出身で、日本サッカー協会の国際交流・アジア貢献活動で派遣されている。

これで本田監督の就任後、カンボジアは国際親善試合は9月10日に1-3で負けたマレーシア戦に続き2戦勝ちなし。

16日にはシンガポールと戦うが、この試合も本田監督は不在の見込み。