前アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏(69)だが、監督に復帰するとしてもプレミアリーグの指揮官を務めるつもりはないことを友人が明かしたと、13日付の英紙サン電子版が報じた。

昨夏に22年間指揮していたアーセナルを退任したベンゲル氏は、すでにクラブと代表合わせて4つのオファーを受けているという。だが、アーセナル以外のプレミアリーグで指揮を執ることはないという。同氏の友人「アーセンは過去数カ月、苦しんでいた。でも、サッカー界に復帰できる気持ちになったようだ」と、ふたたびサッカーへの情熱が戻ってきていることを明かした。

さらに「今までないほど、試合に夢中になっているよ。それは前と変わらないね。いつもサッカーを見ている。サッカーが大好きなんだ。また、監督に戻りたいと感じているようだ」と、監督業復帰を前向きに考えているという。だが「プレミアリーグでは監督できないと考えている。彼にとってアーセナルの存在が大きいからだ」とコメント。監督をする上で、長年指揮したアーセナルへの愛着が強いことが理由だと明かした。