トルコ1部ガラタサライから移籍すると報じられていたDF長友佑都(33)だったが、残留の可能性が出てきたと、12日付のトルコ・フォトスポル電子版が報じた。

テリム監督は、右サイドバック(SB)マリアーノと左SB長友、MFエムレ・モルの3人を放出リストに挙げていた。長友は残留しないものと思われていたが、事態が一転。指揮官がメンバー構想を急きょ、変更したのではないかと予想され、長友の残留が現実味を帯びてきたという。

現在、チームはトルコの南東部にあるアンタリアでキャンプをしている。昨日までに2試合の練習試合行った。1試合目の残り12分間、長友を含めた放出候補3人全員にプレー時間を与えた。だが、2試合目に限っては長友が先発して前半プレーした一方で、マリアーノはメンバー外となった。この起用からテリム監督は、マリアーノと長友のどちらかを残留させたい意向になったと報じている。

地元紙ミリエットでは、長友と同様に放出候補に挙がっているマリアーノの代理人がキャンプ地入り。移籍交渉が行われていると報じた。

長友は年内最後の試合となった昨年12月28日のアンタルヤスポル戦後に去就について「わからないです」と、残留するかは不透明だと明かしていた。

(オルムシュ由香通信員)