約1カ月前にスペイン1部、2部の全クラブが実施した大規模な新型コロナウイルス検査で、バルセロナの選手5人とコーチングスタッフ2人が陽性反応を示していたとスペインのラジオ局RAC1が2日に明らかにしている。

7人は約1カ月前に行われた練習場でのトレーニング再開前の抗体検査でウイルスが検出されたが、全て無症状感染だったとのこと。しかしバルセロナはPCR検査の結果を公表した際、ひとりも陽性反応を示していないと伝えていた。

その後、陽性反応を示した選手がいたという事実があったにもかかわらず、この1カ月間、けが人を除く全選手が練習に参加していた。

誰が陽性反応を示したかは明らかになっていないものの、全員がすでに回復しており、問題なく練習できる状態になっているとのことだ。

(高橋智行通信員)