スペインリーグは12日(日本時間同午後11時)、乾貴士(32)の所属するエイバルとセルタの1戦で開幕する。久保建英(19)が加入したビリャレアルは13日(日本時間14日午前1時30分)に、岡崎慎司(34)所属のウエスカと対戦する。

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展望 完成度の高いレアル・マドリードが優勝候補筆頭だ。昨季はリーグ再開後10連勝で優勝を決めたが、今夏はこれまでのような大型補強は行わず、ノルウェー代表FWウーデゴールを期限付き移籍先のレアル・ソシエダードから呼び戻したことが目立つだけ。既存の戦力で連係を深め、連覇を狙う。FWメッシの移籍騒動に揺れたライバルのバルセロナは元オランダ代表のクーマン監督が新たに就任。FWスアレスらを戦力外にするなど、こちらは変革の途中だ。スペイン1部で6季目となるMF乾貴士のエイバルは12日の開幕戦でセルタと対戦。1部通算138試合15得点の実績を誇る32歳は「早く試合がしたい」と自身のSNSで意気込みを語っていた。