12日に開幕する20-21年シーズンのスペインリーグで、1部エイバルの乾貴士(32)、2部レガネスの柴崎岳(28)が初戦を迎える。スペイン紙は両選手について、ともに先発出場を予想した。

昨季14位のエイバルは新シーズンに向け、オレジャナ、エスカランテ、ラミス、クリストフォロらが退団した一方、ポーランド代表MFカジョル、スペイン人MFレシオの2選手が新加入した。

12日にホームで行われる開幕セルタ戦に向け、スペイン紙アスはメンディリバル監督が昨季同様の4-4-2で臨み、乾が定位置の左サイドハーフで先発出場すると予想した。

15-16年シーズンにスペイン初上陸を果たした乾貴士にとって、今季はスペイン通算6季目、エイバル通算5季目となっている。

 

昨季18位に終わって2部に降格したレガネスは、柴崎のスペイン初挑戦となったテネリフェ時代の恩師であるマルティ新監督が就任。1年での1部復帰を目指し、多数の入れ替えがある中、柴崎、ボルハ・バストン、リエスゴ、イバニェスなどを補強している。

12日にホームで行われる第1節ラスパルマス戦で、アス紙は4-2-3-1のシステムで、柴崎はトップ下で先発出場すると予想した。

デポルティボからレガネスに移籍した柴崎は今季、スペイン通算5季目を迎えている。

(高橋智行通信員)