サッカー日本代表MF久保建英(19)の所属するビリャレアルが26日、欧州リーグ・1次リーグ第4節でマカビ・テルアビブ(イスラエル)と対戦する。その一戦に向け、ウナイ・エメリ監督(49)が記者会見に出席した。

欧州リーグの目標については「目標はグループ首位になること。相手に最大限の敬意を払いながらも明日勝利し、順位を確実なものにしたい。また我々は競争力を高めることを望んでいる。この大会は自分たちを成長させ、他の選手たちを起用することを可能にしてくれる。それは我々を大きく成長させてくれるんだ。目標は首位になるだけでなく、選手やチームがどのような反応を示すか、そして特に順位がどうなるかを見てみたい」と返答した。

ハードな1週間に直面していることについては「今週は挑戦を伴う1週間だ。初戦の相手はレアル・マドリードだった。そしてこの後、欧州リーグで1次リーグ突破を目指し、日曜日、首位チーム相手に1週間を締めくくる。重要なのはチームであり、私は満足しているが、全ての試合がテストとなるし、難しいものになるだろう」と印象を語った。

エメリ監督指揮下で絶対的なレギュラーのモイ・ゴメスについては「モイはハムストリングに違和感がある。彼は全力を尽くす選手なので、我々は調整する必要があり、日曜日のリーグ戦に向けて回復するために遠征しない予定だ。重傷ではないので必要に応じて起用することはできるかもしれないが、我々はリスクを冒すつもりはない」と欠場を明言した。

先週末のRマドリード戦で途中出場ながら素晴らしい活躍を見せたチュクウェゼについては「我々は彼や彼の仕事ぶりにとても満足している。彼が我々と一緒にいて、チームとともに成長できることが嬉しいよ。少しずつ改善されていっているが、我々は全ての面がより良くなることを望んでいる。彼も我々と一緒にいることにとても満足していると思うし、我々はそれが続くことを望んでいる」と言及している。

ビリャレアルは欧州リーグ・1次リーグI組、3戦全勝の勝ち点9で首位をキープ。マカビ・テルアビブが勝ち点6で2位、シワススポル(トルコ)が勝ち点3で3位、カラバフ(アゼルバイジャン)が勝ち点0で最下位となっている。(高橋智行通信員)