FA杯準決勝1試合がロンドンのウェンブリー競技場で行われ、チェルシーがマンチェスター・シティーを1-0で下し、2季連続で決勝に進んだ。

後半10分にウェルナーのクロスにツィエクが左足を合わせて先制、この1点を守りきった。

ともに14日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝から中2日の試合だったが、トゥヘル監督は「非常に力強いパフォーマンスだった。疲労は否めないが、それをうかがわせない力強さだった」とチームの戦いぶりに満足げだった。

破壊的な攻撃力を誇るマンチェスターC相手に完封。これについては「運良く逃げ切れたわけでなく、努力の結果。マンチェスターC相手に引いて守ってではなく、ボールに積極的に挑み、誰かが抜かれても、お互いにカバーしようとしていた」と振り返っている。

現在プレミアリーグで首位を走るマンチェスターCのグアルディオラ監督に敬意を表し、「最高の監督が率いる最高のチームに勝ったことは、うちのような若いチームにはいい経験となった」と自信を深めたようだった。

チェルシーは5月15日の決勝ではレスター-サウサンプトン戦の勝者と対戦、9度目の優勝を目指す。