ローマ(イタリア)は敵地でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に2-6と大敗した。前半は2-1のリードで終えるも、後半に5失点しての逆転負けだった。

試合後、フォンセカ監督は「同じチームが前半はとてもよかったのに、後半はどうかしてしまった。これを説明するのは難しい。(後半)交代枠なしでマンチェスターUのようなチームと戦うのは厳しい」と振り返った。

前半9分に先制を許すも、同15分にペレグリーニのPK、同34分にジェコのゴールで勝ち越した。一方で、同5分にベレトー、同28分にGKロペス、同37分分にスピナツォラがいずれも負傷で交代せざるを得なくなった。これが大誤算だった。後半は運動量が落ち、マンチェスターUの攻勢に耐えられなかった。

UEFAによると、欧州リーグで前半だけで3人の交代枠を使った初めての例となるという。

「いずれにしても、このステージで戦えていること、前半のようなプレーはポジティブ。後半はすべてが悪かった」と同監督。欧州リーグの決勝トーナメントで、第1戦の4点差を逆転して勝ち上がった例はない。ローマは第2戦に向けてどう立て直すか。