アトレチコ・マドリードは12日、ウディネーゼからアルゼンチン代表MFロドリゴ・デパウル(27)を獲得したと発表した。5年契約。

同選手は得点だけでなく、アシストでもチームに貢献。2016年夏に加入したウディネーゼでは184試合で34得点36アシストを記録しており、昨季の10アシストはセリエAで2位だった。さらにドリブル数最多、デュエル勝利数最多、被ファウル数最多で、高評価されていた。

アルゼンチン代表では18年にデビューし、10日の南米選手権決勝ブラジル戦ではディマリアの決勝点につながるロングパスを出し、1993年以来11大会ぶり15度目の優勝に貢献している。

同選手はクラブの公式サイトを通じて「スペインリーグ王者に加わるのはとても幸せ。僕のキャリアで大きな1歩だ。南米選手権に勝った直後というタイミングも、期待に応える勇気になった」と心境を伝えた。同時に「シメオネ監督の下で働くのはうれしい。選手としても監督としても一流。こうした指導者がいるのは特別なことだ。さらに同胞としての誇りでいっぱいだ」などと語っている。