レアル・マドリードが今夏、チームに所属する全ての選手を売却の対象にしていると、スペインのラジオ局オンダ・セロが28日に報じた。クラブに届いたオファーが適切であれば、全てのオファーに耳を傾けるという。

Rマドリードは今夏、セルヒオラモスやラファエル・バランを次々放出。同ラジオ局は「パリ・サンジェルマンのフランス代表FWエムバペをターゲットにしており、契約に向けて資金面であらゆる努力をする予定」と、エムバペ獲得の資金を捻出することが選手放出の理由だと説明した。

現時点でRマドリードが今夏獲得した選手はオーストリア代表DFアラバだけ。エムバペを除き、新たな選手が入団することはなさそうだ。一方、ウーデゴールに退団の可能性があり、マリアーノ・ディアス、ヘスス・バジェホ、久保建英、ダニ・セバージョスなど、他の選手の移籍先も探しているという。(高橋智行通信員)