ユベントスの米国代表MFウェストン・マッケニー(23)が代表活動中に米国協会が設定したコロナ禍の「バブル」規則を2度破り、代表戦2試合の出場停止処分を受けた。

米複数メディアによるとマッケニーはチーム宿舎以外で一晩を過ごしたほか、別の日には許可されていない知人を宿舎に招き入れたという。同MFは1-1で引き分けた5日の22年W杯北中米カリブ海予選・カナダ戦と8日の同ホンジュラス戦で出場停止となり、すでにトリノの自宅へ帰らされている。

米国代表のバーホルター監督はマッケニーについて聞かれると「これはチーム内の問題で外部に漏らすのは不適切。私と選手の間にとどめておくものだ。彼はルールを破った。現時点でそこまでしか言えない。(処分は)簡単な決断ではなかったが、チームのために決断した」と話した。同監督は将来的にはマッケニーを代表に戻すと明言している。

マッケニーはイタリアで夜間外出禁止令が出されていた今年4月にも自宅でパーティーを開き、クラブから謹慎処分を受けていた。