マジョルカMF久保建英(20)は0-1で敗れた新年初戦バルセロナ戦でベンチ外だった。

クラブは12月28日に選手4人とコーチングスタッフ3人がコロナウイルス検査で陽性反応を示したと発表。名前については伏せられた。そんな中、スペインのさまざまなメディアが久保のコロナ陽性の可能性について触れている。

マジョルカの地元テレビ局IB3はすでに1日に、久保のバルセロナ戦のメンバー入りが微妙だと報じていた。全体練習に参加せず、チームメートがトレーニングを終えた後、個人メニューを実施したためだ。

スペイン紙マルカは試合当日の先発予想で、久保について「コロナ陽性の可能性あり」と報道。一方、ムンド・デポルティボ紙はキックオフ1時間前にバルセロナ戦のメンバーが発表された後「久保がベンチ入りメンバーから外れたが、それは久保がマジョルカの4人のコロナ陽性者の1人であることを示している」と断定的に報じた。

マジョルカはこの後、5日の国王杯3回戦でエイバルと、8日にレバンテと、それぞれ対戦する。クラブがコロナ陽性者の個人名を出していないため、久保が出場できるかどうか現時点で全く分からない状況だ。(高橋智行通信員)