チェルシーのトーマス・トゥヘル監督(48)が、クリスタルパレスのイングランド代表MFコナー・ギャラガー(22)に謝罪していたことが分かった。

チェルシーは17日のFA杯準決勝でクリスタルパレスと戦う。チェルシーからクリスタルパレスへ期限付き移籍中のギャラガーについては、契約の中に「チェルシー戦には出場できない」という項目がある。

 

それでもギャラガーが今季プレミアリーグで8ゴール3アシストをマークし、チームの中心として活躍していることもあり、クリスタルパレスがFA杯準決勝への出場を許可するようにチェルシー側に要請。しかしこれは却下されていた。

トゥヘル監督は15日、クリスタルパレス戦へ向けた会見に出席。数週間前に偶然にもレストランでギャラガーと遭遇していたことを明かした。「コナーと会って、話す機会があったんだ。(チェルシー戦に出られないことに)不満そうな感じは見て取れた。僕は彼に謝ったよ。彼がどれだけ試合に出たがっていたか知っていたし、彼のことが大好きだから。彼の性格も知っているしね」と話した。

トゥヘル監督は続けて「でもしょうがない。我々は勝つためにプレーしているし、期限付き移籍が決まった時に、その内容についても明確に決まっているのだから。(クリスタルパレス監督の)パトリック・ビエラとコナー本人の不満はよく分かる。だがルールはあるんだ」と話していた。