リバプール(イングランド)は0-1でレアル・マドリード(スペイン)に敗れ、FA杯、イングランド・リーグ杯に続く「3冠」はならなかった。

序盤から激しいプレスでボールを奪い、攻撃を仕掛けつづけた。だが放ったシュートはことごとく相手守護神クルトワに防がれた。

0-0のまま後半に突入すると、14分にバルベルデのシュート気味の右クロスを逆サイドから走り込んだ相手FWビニシウスに押し込まれて失点。その後もクルトワに好セーブを連発されて逃げ切られた。

シュート数では23本(枠内9本)-3本(枠内1本)と圧倒したリバプールだったが、欧州の頂点に立つことはできなかった。

両クラブが欧州CL決勝で対戦するのは3度目だったが、Rマドリードの2勝1敗となった。

リバプールのクロップ監督は「信じられないということはない。普通のフットボールの結果だ。多くのシュートを放ち、枠内シュートも数多く打った。ただ決定的な記録はマドリード側のものだった。彼らはゴールを決め、我々はそれができなかった。フットボールにおけるもっとも簡単な説明だろう。つらい結果だが、もちろん我々はそれをリスペクトする」

「GKがマン・オブ・ザ・マッチになるような試合の時、反対側のチームは何かがうまくいっていないということだ。クルトワは3度、信じられないようなセーブをした。ただ、我々はもっとチャンスをつくることができたと思う。ファイナルサードで、クルトワの方に向かって上げたクロスの何本かはあまり意味がなかった」などと話した。

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