レアル・ソシエダードは6日、セルタのスペイン代表MFブライス・メンデス(25)を獲得したと発表した。

契約は27-28年シーズンまでの6年間。背番号は23に決定した。スペイン・アス紙は移籍金に関して、1400万ユーロ(約19億6000万円円)だと伝えている。

メンデスは右サイドを主戦場としながらも、中盤のさまざまなポジションでプレーできる万能型のMF。特に左足の技術力に優れ、得点力も備えている。

ビリャレアルの下部組織に加入した後、15歳の時にセルタの下部組織に移籍した。その後、順調にステップアップし、20歳の時の17年9月にトップチームデビュー。以降、トップチームに所属した5季で公式戦166試合、22得点を記録した。昨季のリーグ戦成績は37試合(先発36試合)、4得点。これまでスペイン代表で4試合に出場し1得点を挙げている。

Rソシエダードは日本代表MF久保建英の獲得を目指していると報じられているが、ポジションがかぶるメンデス加入は、久保の去就に影響を与えることになるかもしれない。

Rソシエダードはこの後、7日にプレシーズンのトレーニングを開始し、16日に練習場でトゥールーズ(フランス)と最初の練習試合に臨む予定である。(高橋智行通信員)