バルセロナなどの欧州クラブが、欧州サッカー連盟(UEFA)に制裁を科せられる可能性があると、スペイン・ムンド・デポルティボ紙電子版が23日に報じた。

同紙によると、UEFAは現在、20-21年シーズンにファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則に違反したとして20クラブを調査しており、近日中に制裁措置を発表する可能性があるという。その中にバルセロナ、ユベントス、インテル・ミラノ、ローマ、パリ・サンジェルマン、マルセイユ、アーセナルなどの強豪クラブが含まれているもようだ。

制裁の内容に関して同紙は、パリSGとマルセイユのフランス勢が罰金のみで済む一方、バルセロナ、ユベントス、インテル・ミラノ、ローマは選手獲得や大会参加を禁止される可能性があると伝えた。また、その他のクラブは調査のみで終わり、処分を受けないケースもあるという。(高橋智行通信員)