マンチェスター・ユナイテッドがアヤックスFWアントニー(22)獲得のために提示した移籍金9000万ユーロ(約126億円)のオファーが拒否された。

ESPN電子版によると、マンチェスターUは今月上旬に移籍金8000万ユーロ(約112億円)のオファーを提示していたが、これをアヤックス側が拒否。今回、金額を上乗せして2度目のオファーを出したが、再び拒否されたもようだ。

マンチェスターU側は3度目のオファーを出すか検討しているという。

マンチェスターUのテンハグ監督はアントニー獲得を見送った場合、ガクポ(PSVアイントホーフェン)、プリシッチ(チェルシー)、テュラム(ボルシアMG)らにターゲットを変更する見通しだ。

アントニー本人はすでにクラブに移籍を希望する旨を伝えているが、アヤックスは同FWを残留させたい意向。アントニーは「僕は自分を放出してくれと言ってるのではない。オランダ1部クラブへの史上最高額のオファーで僕を売ってくれと言っているんだ。僕は2月からこの件について示唆している。クラブは安心してチームを作り直すことができたはずだ」などと話している。