日本代表MF久保建英(21)が所属するRソシエダードは敵地でヘタフェに敗戦した。久保はトップ下で先発も、前半だけで交代した。

Rソシエダードは敵地での欧州リーグ、マンチェスター・ユナイテッド戦から中2日の強行軍。ベテランのMFダビド・シルバらがベンチスタートとなり、久保に攻撃面での期待の高さがうかがわれた。

しかし、5バックでブロックをしいて球際で激しいヘタフェに苦しんだ。チームの武器であるパスワークが機能せず。久保は下がり気味にボールを受けて打開を図るも、MFアルゴビアの徹底マークにあった。ドリブルでしかけてもつぶされ、前線のFWサディク、セルロートとの連係も見られなかった。

前半ロスタイム5分にFKを決められ、劣勢で後半を迎えることに。開始からシルバやMFブライス・メンデスら主力を送り込み、久保はベンチに下がった。

チームは3分に痛い追加点を献上。5分にメンデスがすぐさま1点を返し、持ち前のパスワークで大きくボール支配率を上げたが、ロスタイムの7分間でも同点弾は奪えなかった。