レアル・マドリードがロドリゴとバルベルデのゴールでアトレチコ・マドリードとのダービーを制した。

この試合で、キックオフ前のAマドリードのサポーターたちの言動が問題となった。本拠地ワンダ・メトロポリターノの外で、Rマドリードのブラジル代表FWビニシウスに対して人種差別的なヤジを飛ばした。

サポーターたちは「ビニシウス、お前はサルだ、お前はサルだ」「ビニシウス、死ね」といったチャントを連呼し、この様子を撮影した映像もソーシャルメディア上で出回った。

これを受け、Aマドリードはツイッターに「情熱を持ってアトレチコをサポートし、対戦相手には敬意を」と記して、ファンに呼びかけた。

ビニシウスについては先週、スペイン・サッカー代理人協会のペドロ・ブラボ会長が「ビニシウスはゴール後のパフォーマンスで“monkeying around(ふざけ回るの意)”をやめる必要がある」と発言して、ネイマールらが「差別的な発言だ」と同会長を批判した出来事もあった。