サッカーのスコットランド・プレミアリーグのマザーウェルは28日、J1北海道コンサドーレ札幌を退団したMF檀崎竜孔(りく、22)が加入すると発表した。

契約は2年半。背番号は14番になった。

マザーウェルのスティーブン・ハメル監督は、クラブの公式サイトに「リクは我々が長い間、追い求めてきた選手であり、最終的に獲得が決定したことを嬉しく思っている。彼はとてもポジティブな特性を持っており、他の選手とは異なるスタイルを持っている。エネルギッシュで勤勉かつ技術のある選手で、常にゴールを見ている。我々と数日間をここで過ごしたが、既にうまく溶け込んでいる。今後数年間にわたり一緒にできることは楽しみだ」と歓迎する声明を出した。同クラブが迎える初めての日本人選手となる。

檀崎は青森山田高で全国高校選手権優勝を果たし、2019年に札幌へ加入。その後、期限付き移籍でオーストラリアAリーグのブリスベンやJ2千葉でもプレー。技巧派で2列目からゴールに向かうプレーを得意としている。

今季のスコットランド・プレミアリーグ所属の日本人は、旗手怜央、古橋亨梧、前田大然、小林友希、岩田智輝、井手口陽介(以上、セルティック)小田裕太郎(ハーツ)に檀崎を含めた8選手となった。