【マドリード(スペイン)29日(日本時間30日)=高橋智行通信員】連覇を狙う現在2位のレアル・マドリードは、日本代表MF久保建英(21)が所属するレアル・ソシエダードと0-0で引き分けた。

Rマドリードはシュート20本(枠内7本)で相手の8本(枠内3本)を大きく上回り、ボール保持率でも61.4%と優位に立ったが1点が奪えなかった。以下、Rマドリード・アンチェロッティ監督の試合後一問一答。

-引き分けについて

アンチェロッティ監督 我々はとてもいいプレーをしていたし、勝利に値するものだった。ボールの有無に関係なくとてもいいパフォーマンスを発揮して完成度の高い試合をやり、あと少しのところまで行ったが得点できなかった。チームはとてもいいプレーをしてくれたので私はこの引き分けに満足している。今季のベストゲームのひとつだ。我々はあらゆる面で非常に献身的だった。

-延長戦を戦った26日の国王杯準々決勝・Aマドリード戦の影響について

アンチェロッティ監督 我々は高いインテンシティで90分間、全力で戦い続けた。木曜日の延長戦の影響を感じさせることなく、チームは最後までインテンシティが高かった。

-勝ち点5差で首位に立つバルセロナについて

アンチェロッティ監督 勝ち点が5差あるので我々は走る必要がある。バルセロナはとてもいいプレーをしているが、まだ多くの試合が残されている。今月は難しかったがチームは攻撃や守備、フィジカル面と全てにおいて大きく成長している。チームは今、良くなり始めているところだ。

-レアル・ソシエダードを優勝候補のひとつと見ているか?

アンチェロッティ監督 ラ・レアル(レアル・ソシエダードの愛称)は全ての試合をうまく戦っているが、リーガ優勝に向けて戦っていくかどうかを言うのは時期尚早だと思う。