ワールドカップ(W杯)カタール大会日本代表MF伊東純也(29)が先発したスタッド・ランスは、スター軍団のパリ・サンジェルマンに土壇場で追いつき、敵地で貴重な勝ち点1を手にした。伊東は後半38分までプレー。カウンターで脅威を与えた伊東は、前半28分に相手MFマルキーニョスのイエローカード、後半14分に相手MFベラッティのレッドカードを誘発した。

Sランスは、昨年10月にガルシア監督が退任し、30歳のスティル監督が就任。スティル体制では無敗を続け、これでリーグ戦12試合で負けなしとなった。スティル監督は「我々は準備ができていて、誇りを持って、ここでプレーすることを恐れていなかった。コンプレックスもなかった。失点は少し腹立たしいが、これもゲームの一部。我々はそこで踏ん張り、希望を持ち続け、最後に報われた」と語った。