マザーウェルに北海道コンサドーレ札幌から新加入したMF檀崎竜孔(りく、22)が、セント・ジョンストン戦でデビューした。

インサイドハーフで先発したが、開始5分で失点してしまうなど、立ち上がりから相手の攻撃を受けてしまった。檀崎は前半途中、ペナルティーエリア内で相手選手に後方からチャージして倒したが、PKにはならなかった。

セント・ジョンストンが両サイドを広く使って攻撃を仕掛けてくるため、ボランチの位置に下がり、守備に走る場面が目立った。一方で持ち味とする攻撃面では見せ場をつくれず。悪い流れを変えられないまま、後半15分で途中交代した。

試合は後半4分にも失点し、0-2の完敗。ハーメル監督は「何も良くなかった。ファンに謝罪しないといけない」と力なく話した。

マザーウェルはリーグ戦10試合に勝ち星がなく、12チーム11位と低迷。1984-85年シーズン以来の2部降格が現実的になっている。