ケガでエムバペ、ネイマールを欠くパリ・サンジェルマンが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)の2戦連発の活躍などで、オナイウ阿道が所属するトゥールーズに逆転勝ちした。

パリSGは0-1の前半38分に右サイドバックのハキミが中央へ切れ込んで豪快な同点左足ミドルシュートを決めた。

さらに1-1の後半13分には、ゴール正面約20メートルの混戦からメッシがカーブをかけた左足シュートをゴール左へ突き刺した。

メッシは22年ワールドカップ(W杯)カタール大会で優勝した後、公式戦5試合で3ゴール目。ガルティエ監督は試合後「リオネルは我々のエンジンであり、ゴールを決めてチャンスも作ってくれた。彼のためにプレーすることをチームに求めている」

「チームメートたちは、彼がもっと自由に動き、チャンスを作れるように、もっとディフェンス面で努力する必要がある」などと話し、完全に“戦術メッシ”で戦っていたことを明かした。