セリエAの名門ユベントスが今夏の移籍市場で7000万ユーロ(約99億4000万円)のコスト削減をもくろんでいるという。

伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、クラブは財政を安定させるべく、5人の選手の放出を計画しているとのことだ。

今季限りで契約が切れるアルゼンチン代表MFディマリア、ブラジル代表DFアレックスサンドロ、フランス代表MFラビオ、コロンビア代表MFクアドラードと延長交渉を行わず、パリ・サンジェルマン(パリSG)からレンタル移籍で加入したアルゼンチン代表MFパレデスの買い取りオプションも行使しない方針だという。

クラブは新型コロナウイルスの感染拡大もあり、財政面に深刻なダメージを受けた。その後に不正会計の疑いがかけられ、イタリア・サッカー連盟からの処分が決定。

総退陣した幹部らへの活動禁止処分だけでなく、今季のセリエAにおいて勝ち点15を剥奪されることが今年1月に発表されていた。