韓国サッカー協会のチョン・モンギュ会長は3日、同協会の副会長ら幹部の新人事を発表した。韓国の各メディアが4日、報じた。

韓国協会は3月28日、韓国対ウルグアイ戦(ソウルW杯競技場)のキックオフ直前、同競技場で理事会を開き、過去に永久追放などの処分を受けた選手や指導者ら100人の懲戒解除を決定していた。中には、11年にKリーグでサッカー賭博などに関わった選手ら48人が含まれているなど、罪質の悪い人が多く含まれていることなどで、批判は大きかった。

話題をそらすかのように、韓国代表の国際Aマッチ直前に免責処分を出したことなどで、韓国国内の批判の声が多く、先月にはチョン・モンギュ会長以外の幹部全員が辞職していた。

今回の新体制には、大宮の元監督・張外龍氏が副会長に、ジュビロ磐田やガンバ大阪にも所属したFWイ・グノ氏、INAC神戸に所属したチ・ソヨンらが理事に就任した。