日本で性加害疑惑が報じられて、二転三転の末に日本代表を離脱したMF伊東純也(30)と、3日にAFCアジアカップ(アジア杯)カタール大会準々決勝で敗退した中村敬斗(23)が6日、所属するフランス1部スタッド・ランスの練習に復帰した。

6日フランス紙レキップ電子版が報じた。同紙は「スタッド・ランスの2人の日本人、伊東純也と中村敬斗が6日練習に確かに復帰し、他のチームメートらとロリアンの遠征(11日15時キックオフ、第15節)の準備をした」「彼らが出場したランスの最後の試合は、12月20日ルアーブル戦(1-0)で、中村が決勝ゴールを決めていた」と伝えた。

また、6日ランス地元紙リュニオン電子版は「日本人、伊東純也が練習を再開した」と題し、「アジア杯から戻った日本人ウイング伊東純也が、6日練習でランスのチームに合流した」と報じた。

「昨年6月にさかのぼる性的暴行事件に巻き込まれ、アジア杯の最中に日本代表チームを離脱することになったウイング伊東純也がランスに戻って来た。彼は6日、チームの週初めとなる練習再開の際、スティル監督のチームに合流した」と伝えた。

さらに同紙は「最多アシスト選手の復帰は、スタッド・ランスにとって良いニュースである」と伊東の復帰に期待を寄せた。(松本愛香通信員)