バルセロナのラポルタ会長(61)が4日、クラブの公式チャンネル『バルサ・ワン』のインタビューに応じ、ライバルのレアル・マドリードや新たに加入が決まったエムバペ、シャビ監督解任などについて言及した。

ラポルタ会長はまず、バルセロナが今季失敗したことについて、「クレ(バルセロナサポーター)としては、欧州CLで優勝し、バスケットボールで(リーグ戦のプレイオフ)決勝に進出したかったので良いニュースではない」と残念がった。

レアル・マドリードが大成功を収め、フランス代表FWエムバペを獲得したことについては「エムバペに関して、私は下部組織の選手たちでチームを形成するという我々のスポーツ哲学が好きだ。ライバルのやることは尊重するが、私は自分たちの哲学を貫くよ」と気にしていない様子を見せた。

退任を表明したシャビ監督が1度、前言撤回して続投することになった経緯については、「シャビはいい仕事をしてくれたし、最も困難な時期にチームを率いてくれた。我々は昨季、スペインリーグとスペイン・スーパーカップを制したが、今季はうまくいかなかった。彼は生粋のクレであり、我々も急いで後任探しをする必要がなかったので、私は2月に彼が退任することを受け入れたんだ。しかしその後、彼は我々に続投したいとお願いしてきた。私が“チームを信じているのか?”と尋ねると、“信じている”と答えたんだ」と説明した。

続けて、シャビ監督を最終的に解任するに至った経緯については、「その後、彼が記者会見で自分の意見を変え、スポーツディレクターとのミーティングでメンバーに関する要求を変更したんだ。それによって私はこのチームのパフォーマンスを最大限引き出すために新たな刺激を与える必要があると思い、ハンジ・フリックの招聘を考えたんだよ」と、シャビ監督のアルメリア戦前日のネガティブな発言がきっかけになったことを示唆した。

またラポルタ会長はネグレイラ事件に話が及んだ際、「Rマドリードは我々に対して、そしてクラブのチャンネル『レアル・マドリードTV』の報道で審判に対して非常に汚いことをやった。それで彼らは歴史を覆したんだ」と指摘した後、「審判に最も好かれているのはRマドリードだ。我々が試合や審判を買収したことは誰も証明できない。というのも我々はそんなことをやっていないのだから」と自分たちの正当性を強く訴え、永遠のライバルを批判した。(高橋智行通信員)