クリスタルパレスはホームで昨季王者リバプールに2-1で競り勝ち、開幕6戦無敗(3勝3分け)とした。首位リバプールは開幕からの連勝が5でストップした。ボランチで先発したMF鎌田大地(29)は前半にCKで先制点に絡み、1-1の終盤までプレー。後半追加タイムに途中出場のFWエンケティアが勝ち越し点を決めた。リバプールのMF遠藤航(32)は出場機会がなかった。

前半9分、ホームのクリスタルパレスが先制した。鎌田の正確なCKはチームの武器。左CKをファーサイドへ送り、その後のこぼれ球を負傷から復帰したFWサールが右足で蹴り込んだ。2-1で競り勝った前節20日のウェストハム戦でも鎌田のCKからFWマテタが先制点が挙げており、2試合連続でセットプレーから先手を取った。

その後もクリスタルパレスは速攻からチャンスをつくったが、リバプールのGKアリソンがビッグセーブを連発。前半に3本の決定機を防いだ。

クリスタルパレスは前半のうちに追加点を奪えなかったものの、鎌田はピッチを幅広く動いてパスをさばき、攻撃にリズムを生み出した。前半終了間際には自陣左サイドで相手2人を引きつけてパスを出し、そこからチームの攻撃は一気にスピードアップ。最後はエースのマテタがポスト直撃のシュートを放った。後半17分にも前線に浮き球のパスを送って決定機につなげるなど躍動。後半途中からは左シャドーでプレーした。

リバプールは英国史上最高額とされる移籍金でニューカッスルから加入したFWイサクがリーグ戦で初先発。1点ビハインドの後半開始からDFブラッドリーに代えてFWガクポを投入し、MFソボスライをトップ下から右サイドバックに、MFビルツをトップ下に移して反撃を試みた。ほぼ不動の守備陣で連係を深めるクリスタルパレスの堅い守りに苦戦したが、後半42分に途中出場のFWキエーザがゴールを決めて同点に追い付いた。

だが、最後の最後にクリスタルパレスが途中出場のFWエンケティアのゴールで勝ち越し。その直後に試合終了の笛が鳴った。決勝点のエンケティアはスカイ・スポーツのインタビューに「リバプールに対して、これだけチャンスをつくれるチームは多くないから、勝ち点3に十分に値する」と喜んだ。