日本代表(FIFAランキング18位)は31日、東京・MUFG国立でアイスランド代表(同75位)と国際親善試合を戦う。6月11日に開幕するFIFAワールドカップ2026(W杯)に向けた壮行試合となる国内最終戦では、MF伊東純也(33=ゲンク)がキープレーヤーとなる。
30日の会見で森保一監督(57)が、伊東を左シャドーのポジションで先発起用すると明言。これまで右ウィングバックや右シャドーでプレーすることが多かったアタッカーの働きに注目が集まる。
これまで左シャドーは、昨年10月に初勝利したブラジル戦ではMF南野、サッカーの母国を初撃破した3月のイングランド戦ではMF三笘が務めて金星を挙げるなど結果を残してきた。その2人がともに負傷でW杯メンバーに入らかったことで、その位置は新たな選手が任されることになる。
候補にはMF中村敬斗(25=スタッド・ランス)やMF鈴木唯人(24=フライブルク)らがいるが、中村は左ウィングバックでの起用が見込まれ、鈴木唯はけが明けという状況の中で、森保監督は「明日の試合は(伊東)純也をそのポジションで使っていきたい」と明かした。
伊東が左シャドーに入れば、右サイド起用の時と同様に縦突破からのクロスもあれば、「よりシュートは打っていけると思う」という通り、カットインからのシュートや右クロスに入っていく形で決定的な場面ができると期待される。指揮官から任されることになったスピードスターは「やったことがあるポジション。どこで出るにしても良い準備をしたい」と気持ちを高めた。
左ウィングバックにスタッド・ランスで同僚だった中村が入れば、よく知る相棒とのコンビネーションでの崩しも可能になる。「(中村)敬斗とは長年やっていて、プレースタイルも分かっているし、どういう感じで動くかも分かる」。幾度となく得点機を演出してきた関係でのパフォーマンスを楽しみにさせた。
22年カタール大会からの3年半は、選手としての幅を広げる時間となった。「チーム事情もあって(前線の)全部をやることが多かった。いろんなポジションができたのは良かった」。左シャドーを任されるこの試合は、その成果を示す絶好のチャンス。「前回は守備に追われることが多かったけど、今回は攻撃の部分で違いを出していければいい」。2度目のW杯へ、イナズマジュンヤが攻撃を活性化させる。【永田淳】


