日本代表(FIFAランキング18位)がアイスランド代表(同75位)との国際親善試合を戦い、MF伊東純也(33=ゲンク)が左シャドー(トップ下)で先発した。MF南野拓実(31=モナコ)、MF三笘薫(29=ブライトン)の不在を埋める動きで、2週間後に迫ったW杯北中米大会の14日オランダ戦に向けて、森保ジャパンに明るい材料をもたらした。

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日本のイナズマMF伊東が、テスト起用された左シャドー(トップ下)で安定した動きを見せた。相手DFがマークしにくい位置に立ち続け、早々の前半7分にゴール前でシュート。同32分にはドリブルからスルーパスを出し、突如スピードアップする裏への動きでも相手に圧力を与えた。

これまで日本の左シャドーは、主にMF南野が務めてきた。昨年10月に初勝利したブラジル戦では南野が出て1得点。南野を負傷で欠いた今年3月のイングランド戦では三笘が入って、決勝点も決めて金星をもたらした。その三笘まで負傷してW杯メンバー外となったことで、左シャドーが森保ジャパンの不安因子という見方がされるようになっていた。

しかしW杯本大会に向けて、森保監督から「左シャドーだけじゃなくて全部のポジションで考えている」と全幅の信頼を寄せられる33歳が、この日のパフォーマンスでその不安を払拭(ふっしょく)した。

スタッド・ランス(フランス)でチームメートだったMF中村が左ウィングバックに入ったことも、新たな可能性を感じさせた。「どういう感じで動くかも分かる」という相棒とのスムーズなポジションチェンジは相手を惑わせ、この2人ならではのプレーで左サイドを活性化した。

伊東が入る新オプションを試せたことは、本番を控える森保ジャパンに好材料。「前回は守備に追われることが多かったけど、今回は攻撃の部分で違いを出していければ」と意気込む背番号14が、北中米のピッチでも変幻自在の動きで日本を救う。【永田淳】

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