[ 2014年2月17日20時23分 ]ソチ空港に到着したアルペン男子の湯浅直樹(共同)

 アルペンスキー男子代表の湯浅直樹(スポーツアルペンク)と佐々木明(ICI石井スポーツ)が17日、事前合宿地のオーストリアからソチに到着し、右足首骨折の手術からのリハビリに励んでいる湯浅は「今のところは問題ない。世界一を目指すスタンスは変えずに滑りたい」と決意を語った。

 1月中旬のワールドカップ(W杯)で転倒して右足首の骨にひびが入った湯浅は、まだ雪上で練習していないという。メダル獲得を目指す22日の回転に向け「ソチの雪質や山の地形を、いち早く確認したい」と引き締まった表情で語った。

 今季限りでの引退を表明している佐々木は4大会連続となる五輪に向け「状態はいつも通り。ここまで来たらやるだけです」と話した。