<第88回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間108キロ)

 08年以来の総合優勝を狙う駒大は、2区、3区のブレーキが響き、往路優勝した東洋大と6分43秒差の4位に終わった。大八木弘明監督(53)は「経験のなさがでた。流れを作れなかった」と振り返った。

 2区で大物新人の村山紘太(1年)を起用したが裏目に。後方からついていくはずが、好調さも相まって集団を引っ張ってしまった。後半に失速して区間9位。続く3区の油布郁人(2年)も体調不良で走りに勢いを欠き、区間12位と大きく遅れた。同監督は「4区までの出来で今年は(総合優勝は)厳しいと思いました」と白旗を上げていた。