<第88回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間108キロ)

 東洋大との「2強」と言われていた駒大だったが、優勝タイムに6分43秒も遅れる4位。「まいった」と大八木監督は正直だった。誤算は1年で2区に抜てきした村山。昨年9月の日本インカレ1万メートルで、瀬古利彦以来35年ぶりの1年生Vの実績を買ったが、区間9位に沈んだ。並走する東洋大の設楽啓(2年)の後方につくはずが、前に出てペースメーカーになってしまい失速。「将来のエース候補だから経験させたかったんだけど…。流れを読めなかった。復路は2位を目指します」と同監督は総合優勝はあきらめモードだった。