青学大・神野大地(4年=中京大中京)が復活した。

 1位でタスキを受け取ると安定感十分の走りで、2分28秒あった差を3分4秒まで広げて芦ノ湖のゴールへ飛び込んだ。

 昨年の1時間16分15秒からは約3分遅い1時間19分17秒。区間賞も日大・キトニーに譲ったが、最後の給水時には笑顔でガッツポーズを繰り出すなど連覇へ向けしっかりと役割を果たした。

 神野は「この1年間故障に苦しんだり、諦めた時期もありましたが、もう一度喜びを味わいたいという気持ちで走りました。1区から4区まで予想以上の走りだったので自分はつなぐ気持ちで走りました」と話していた。