選手層の厚さを武器に3連覇と史上4校目の大学駅伝3冠を狙う青学大の優位は揺るがない。

 前回大会2位の東洋大、3位の駒大や東海大、早大が追いかける。青学大は前回4区区間賞の田村や8区区間賞の下田を補欠に回し、起用法に幅を持たせた。東洋大は序盤から実力者を並べた。1区のエース服部、出雲、全日本を欠場した3区の口町、4区の桜岡らが青学大に重圧をかけられるか。駒大も往路を重視し、前回と同様に2区に工藤、5区に大塚を置いた。東海大は1年生の出来が鍵を握る。