11年世界選手権男子5000メートル代表で、東京国際大1年の渡辺和也(30)が2大会ぶり2度目の箱根駅伝出場に貢献した。実業団出身のオールドルーキーは1時間1分30秒でチーム9位。東京国際大は10時間10分34秒で本大会進出ラインの10位に滑り込んだ。

 ◆主なオールド選手や部員 東大野球部3年伊藤一志投手は41歳。麻酔科医として働いていたが、神宮での登板を夢見て35歳の12年春に東大文科3類に合格。3年間の休学を挟んで38歳の15年春に入部し、今年4月に東京6大学野球フレッシュリーグに登板した。プロ野球のドラフト入団では市村則紀投手(82年中日)の30歳4カ月が最高齢。男子ゴルフでは中井学が43歳にしてプロテストに合格。また川崎市立高津高校定時制の軟式野球部に所属した上中別府(かみなかべっぷ)チエさんは83歳の時に、13年神奈川県予選にベンチ入り。ピンチに「伝令役」を務めた。