目指すは200メートルも日本新! 日本人初の100メートル9秒台をマークした陸上男子の桐生祥秀(21=東洋大)が18日、在学する都内の東洋大キャンパスで、水泳の世界選手権女子200メートル個人メドレー銀メダル大橋悠依(22)らと報告会に出席。

 来季は「200メートルでは100メートルの2倍ぐらいのタイムになれるように」と抱負を語った。先月に出した9秒98を2倍すると、19秒96。それは20秒03の日本記録を上回る。200メートル自己記録は13年の20秒41だが「がめつく狙っていきたい」と力強く言った。中学時代、自己記録は100メートルが10秒87で、200メートルは21秒61。およそ100メートルを2倍した数字だっただけに、現在も200メートルの伸びしろを信じる。今度は日本人初の「20秒の壁」突破を狙う。