京都・洛南高時代に高校総体男子100メートル2連覇を達成した宮本大輔(19=東洋大)が準決勝2組を10秒94の2着で決勝に進出した。

 「これだけは初めて」と驚く向かい風6・4メートルの超悪条件。苦笑いで「風で進まないなと思いながら走ってました」と振り返った。東海大4年の岩崎には0秒05遅れたが、無事に準決勝を突破した。

 午後2時55分からの決勝ではスタートの向きを反対にする案も出ているという。追い風となることが見込まれ「スタートでしっかりと加速を意識し、あとが風に押されていきたい。しっかりと勝負できたら」と話した。1年生で優勝すれば、高校、大学の先輩である桐生祥秀(22=日本生命)と肩を並べる。