2強が盤石の走りで24日の決勝進出を決めた。1組では木村文子(あやこ、30=エディオン)が追い風1・5メートルの状況下、13秒13の好記録で1着。落ち着いた表情で「もう少し(タイムを)上げられるかな。自分のレースをしっかりすることだけを考えたい」と決勝を見すえた。

 2組では、大会記録の13秒02を持つ紫村仁美(27=東邦銀行)が追い風0・9メートルのもと、13秒19で1着。日本記録は金沢イボンヌが持つ13秒00だが「優勝を狙っていきたい。『12秒を出したい』という気持ちでここにいる。全てがしっかりとかみ合えば、12秒8(台)が出る。明日にしっかりと合わせたい」と日本女子初の12秒台を目指す。