全日本実業団対抗女子駅伝(25日、宮城県)の監督会議が24日、仙台市内で行われた。

10月の予選会では中継所まで残り約200メートルで、選手が走ることができなくなり、四つんばいになりながら、タスキを渡した。感動の声も上がった一方、選手生命などの面から批判も相次いでいた。本大会では本人に続行の意思があったとしても審判員の判断で「走行不能となった場合は、中止させる」との文言が明記され、同会議で確認された。第一生命の山下監督は「歩けなくなったり、フラフラになった時は、迅速に止めるスピード感が大事。監督が伝達する時間はどうなのかなと思っていた。私はありがたい」と話した。