男子200メートル予選で日本勢は世界の力の前に屈した。3人全員が予選落ち。この種目で日本勢が準決勝に進めなかったのは09年ベルリン大会以来、5大会ぶりだった。

ジャカルタ・アジア大会金メダリストの小池祐貴(24=住友電工)は20秒46(追い風0・5メートル)2組4着。いずれも自己記録を上回る3人に先着を許した。山下潤(22=筑波大)は20秒62(追い風1・0メートル)の5組5着。白石黄良々(23=セレスポ)は前半から果敢に飛ばすも、20秒62(追い風0・9メートル)の6組5着と、力及ばなかった。

白石は「20秒6台までかかっているとは思わなかった。自分の力が出せなかった」と悔しがった。ただ、男子400メートルリレーが残っている。第2走者での起用される予定。「出ることになれば、金メダル獲得に貢献できるように全力を尽くしたい」と話した。